如庵
この写真は「如庵(じょあん)」という国宝の茶室です。
建てたのは織田信長の実弟である"織田有楽斎"
有楽斎は信長が本能寺の変で倒れた後に豊臣秀吉の配下となり己の地位を安泰にしました。
この当時は多くの武士が茶の湯に親しみましたが、有楽斎も千利休に師事し茶の湯創成期をの代表する大茶匠となりました。
茶室の入口である躙口(にじりぐち)上部の格子から中を見ることができました。
茶室内部の広さは二畳半台目。
※台目=台目畳の略。二畳半+3/4の畳
威圧感というか広がりというか、言葉では言い表せない空間です。
内部は撮影禁止で月に二回ほど公開日が設けてあります。
こちらの写真は露地(お茶室の庭)にある、手や口を清める蹲踞(つくばい)の手水鉢ですが、加藤清正が豊臣秀吉の朝鮮出兵である文禄の役の際に現在の韓国の釜山から持ち帰ったものだそうです。
いびつな形をしていますが波に洗われて自然にできた穴だそうです。
ちなみにこの如庵という名称ですが、有楽斎はキリシタンでジョアンとも名乗っていたそうでここから名づけたとも言われています。

