お伊勢参り
年末年始のお休みを利用して、家族で伊勢神宮に行ってきました。
こちらは我が国の皇室の祖先神をまつった神社であり、江戸時代の人々が一生に一度は行きたいと憧れた場所でした。
ご存じの方も多いかと思いますが、ちょっとご説明を。
-概要
正式名称は"伊勢"をとって「神宮」。
日本の総氏神である"天照大御神(あまてらすおみかみ)"をまつる「内宮(皇大神宮)」と、
衣食住の神様である"豊受大御神(とようけおおみかみ)"をまつる「外宮(豊受大神宮)」の2つを中心とした125社からなりたっています。
-建物特徴
内宮、外宮とも中心となる建物の"正殿"は、"唯一神明造"という建築様式で建てられています。
桧の白木を使い、屋根は茅葺きの切妻屋根。屋根の棟部分には鰹木(かつおぎ)という部材が平行にならび、屋根の両端には千木(ちぎ)という部材が交差しています。
外宮と内宮の正殿の大きな違いはこの千木で、内宮は水平に、外宮は垂直にカットされています。
-式年遷宮
20年に一度、別の場所に建て替えをします。
ただし、新しい形にするのではなく、あくまでも同じ形に。
パンフレットを見ますと「全てを清らかにあらためることで、国も人も共に若返る。。。」と書かれています。
持統天皇(645~703年)が初めて行い、61回、1300年もの間、続けられており、平成25年には神殿が竣工となります。
参拝は「外宮→内宮」の順序で行うのがルールです。
※神宮のお祭りも「外宮先祭」といって外宮から行うとのこと。
これにしたがい、午前10時ごろに外宮に到着しました。

‐外宮参拝
写真は外宮のご正殿です。この鳥居より中に入っての撮影は禁止になっています。
この正殿に向かって左方向に新しい正殿が作られる敷地がありました。
1300年の歴史はさすがです、参道の木々は大変な太さです。
最近ではパワースポットとして取り上げられることが多いですが、それもこういった木々や参道に敷き詰められた綺麗な玉砂利が作り出す雰囲気によるものが多いと感じました。

‐おかげ横丁、おはらい町
続いて内宮に向かい、近くにある「おかげ横町」の「豚捨」という牛肉料理屋さんで昼食。
"牛肉の味噌漬"をつまみに"おかげさま"というお酒を飲み、牛丼を頂き大満足。
しかし外に出ると、気温が急に下がってきて、雨が降ってきてしまいました。
さらには子供も寝てしまった為、この日の内宮参拝は諦めました。

駐車場までの帰り道にある伊勢名物の"赤福"の赤福本店で作りたての赤福に舌鼓を打ったり、"くつろぎや"というお香屋さんでお香を買ったりしながら、宿泊先の志摩のホテルへ向かいました。(翌日は子供の為に志摩の「スペイン村」に行くことになっていたのです。)※伊勢から志摩までは車で30~40分ほどです。

‐内宮参拝
しかし、内宮を参拝せずに帰るわけにもいきません。
参拝は朝5時からできますので、翌朝4時に起きて、一人で再び伊勢へ向かいました。
内宮の駐車場には、5時ちょうどに到着しました。
宇治橋の鳥居をくぐり橋を渡ると、灯篭があるのですが、ようやく参道がわかる程度の明るさです。
しかし空を見上げると雲の一つ無い美しい夜空で、星の綺麗さと月の灯りの有難さを痛感しました。
その月の灯りも参道の上空まで伸びている木々が遮ってしまう場所もあり、まさにその場所は闇が支配する世界です。時々何だかわからない鳥の声も聞こえ、どきどきしながら、恐る恐る進み、参拝を終えました。
建物の形などよくわからないけれども、朝方の参拝は空気が特に澄んでいておすすめです。
日中は太陽の恩恵を直接的に受けますが、夜でも間接的に受けていることに感動すら覚えました。
生きていく上で万物に感謝しなければならないとちょっと神妙な気持ちになりながら宿泊先のホテルに戻りました。
伊勢は名古屋からも一時間半かかり、群馬からですと行きづらい場所ではありますが、一度は訪れてほしい神社です。
DATA
伊勢神宮・内宮
・正式名称:皇大神宮
・住所:三重県伊勢市宇治館町1、近鉄宇治山田駅からバス15分
伊勢神宮・外宮
・正式名称:豊受大神宮
・住所:三重県伊勢市豊川町27、JR・近鉄伊勢市駅から徒歩5分(600m)

